Credo ～自律した社員になるために～
Credo（クレド）という言葉はみなさんご存じでしょうか？
ラテン語で「志・約束・信条」を意味する言葉で、企業理念を具体的な行動に移しやすいように言語化したものになります。
クレドはマニュアルではないので「仕事のやり方」が書いてあるわけではありません。しかし、クレドがあることで「仕事に対する価値観を共有」でき「企業理念を達成する道しるべ」となるので、社員ひとりひとりが自律して仕事をすることにつながります。
さて、ひとつ有名企業のクレドとしてJohnson & Johnsonのクレドをご紹介します。Johnson & Johnsonは医療・衛生用品や一般医薬品、医療機器などヘルスケア関連の企業であり、Our Credo（我が信条）としてクレドを定め企業運営の道しるべとしています。
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我々の第一の責任は、我々の製品およびサービスを使用してくれる患者、医師、看護師、そして母親、父親をはじめとする、すべての顧客に対するものであると確信する。顧客一人ひとりのニーズに応えるにあたり、我々の行うすべての活動は質的に高い水準のものでなければならない。
我々の第二の責任は、世界中で共に働く全社員に対するものである。社員一人ひとりが個人として尊重され、受け入れられる職場環境を提供しなければならない。社員の多様性と尊厳が尊重され、その価値が認められなければならない。
我々の第三の責任は、我々が生活し、働いている地域社会、更には全世界の共同社会に対するものである。世界中のより多くの場所で、ヘルスケアを身近で充実したものにし、人々がより健康でいられるよう支援しなければならない。
我々の第四の、そして最後の責任は、会社の株主に対するものである。
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全文を紹介すると長くなってしまうので省略していますことをご了承ください。
クレドにより、企業が大切にしていること、社員がどのような行動規範を持ち働いているのかが感じられますし、一顧客としてクレドを読むと素敵な企業だなあと感じます。
現在、UTグループではクレドプロジェクトが進められています。UTのクレドはミクロな視点とマクロな視点で構成されており、現在、ミクロ視点の項目について文章を鋭意作成中です。また皆さんにクレドの紹介ができたらと思います。