✨卒業ブログ✨
私は身体障碍者です。右手の人差し指欠損、親指の全廃の四級です。前職で参ってしまい、一年引きこもってハローワークに相談に行って、障害者職業センターで色々検査して頂いた結果、手の障害より発達障害の方が問題が強いかもと言われ、病院と別の所を紹介され、こちらを紹介されました。
それから9カ月、こちらでExcelや軽作業、脳トレといった個人のプログラムから、ディベートやウォーキングのようなグループワーク等、多分こちらにお世話になっていなければ経験しなかったことを通じて、引きこもり生活でなまり切った体力やふさぎ込みがちだった性格も元に戻っていきました。ちなみに病院でADHDの診断がでましたが、そちらの対処法も支援員さんに教えて頂いています。
その甲斐あってか、無事次のお仕事が決まったのですが、それがお客さん相手の接客業だったのが、僕の中で一番の収穫だったと思います。それというのも、この手になってからの僕の仕事選びの中に、接客業はなくなっていました。私は昔、コンビニでアルバイトをしていたのですが、その時にお客様の中に、私と同じように指の無い人もおられ、内心びっくりしたり、又自分がこの手になって逆に店員を驚かせてしまったことがあったからです。
某ドラッグストアでの体験実習の話を持ち掛けて頂いたのですが、最初は何も考えず引き受けたのですが、後からその事を思い出して不安になっていたのですが、支援員さんもお店の店長さんも問題ないよと言っていただき、実際に実習でもお客さんを驚かせることはありませんでした。それでこの度、コンビニの経験が生きたのか、その実習先で就職をさせて頂けることになりました。
ジョブズ新聞でも書かせてもらいましたが、実際やってみて分かることもあります。その上で困ったことことがあれば、相談に乗って頂ける安心感が大きかったです。仕事が決まって実際働く際にも、心配事なども相談してくださるそうなので、とりあえず頑張ってみようと思っています。こちらでの9カ月間のお陰で今があります。本当にありがとうございました。